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4th Nishino Akihiro ⑤

第4回 西野亮廣⑤

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キングコング・西野さんのFriends、最終回です!
西野さんと岡本太郎の共通点とは!?
そして“突き抜けるには?”についてお聞きします!!


〈前回までは〉
西野亮廣①「岡本太郎記念館初探訪」
西野亮廣②「岡本太郎との出会い」

西野亮廣③「世の中をおもしろくする考え方」
西野亮廣④「新しい町づくり」

きっと岡本太郎さんも、
遊び心は大切にされていたんじゃないかと思うんです。

聞いたら太郎さんはここ(アトリエ)でも、
じっとしてることがなかったそうですね。

それぼくもすごくよくわかるんです。

ぼくも7つ8つくらいのことを同時進行するんです。
漫才を書いたり、絵本を描いたり。

それこそゴミ拾いもそうだし。

同時進行がすごく良いのは、
そのときに熱のあるヤツしかやらないってことなんです。

漫才だけを書いているとすると、
煮詰まったときに、
「うーん」ってずっとそれを考えないといけない。

でも他にもあるならで、
切り換えることでぜんぶがたのしいままでいられる。

自分がずっとエンジンかかっている状態でいられるんですね。

ブレーキをかけそうなところに長居はしていないので、
効率が良いんですよね。

ぜんぶ100%なんです。

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絵を描いていて、
もうつまんないなって思う頃には、
漫才が書きたくて仕方なくなってる(笑)。

きっと太郎さんもそうだったんじゃないかと。

本当に飽きちゃうんです。
ぼくは「初志貫徹」みたいなのをぜんぜん守らないんです(笑)。

「初志貫徹」ってすごく言い言葉みたいに言いますけど、
ぼくとしては、立ち上げたときと温度が違うのに、
惰性でやってるのって、お客さんにも失礼だと思うんですよね。

だから、飽きたらやめる。

ぼくはいまテレビをやめてるんですけど、
(※「ひな段」とか「グルメレポート」などのこと)
たぶんまたやりたくてしょうがないっていう時期が来ると思うんです。

そもそもぼくは何でもできるような人間でもないので、
さらに興味がないなんてことになったら、
たいして良いパフォーマンスもできないですしね。
それはお客さんに申し訳ないなと。

いつかテレビはまたやりたくてしょうはなくなる気はしてるんですけど。

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絵本を描き出したのは、
「はねるのとビラ」がゴールデンに上がって、
視聴率20%とかを取っているときです。

「あれ?突き抜けてないな。これじゃダメだ!」と思って。

ぼくはやばいときにはそうするんですけど、
「突き抜けてない」とか「自分が何者にもなっていない」とき。
そういうときには、
いちばん便利なものを切るんです。

だからそのときにはテレビを切ったんです。

レギュラーは最後までやるって決めたんですけど、
クイズとかひな壇とかに出るのはやめたんです。

それで週5くらいで休みになったんで(笑)。
絵本でも描いてみるかと。

絵本とかつくっていて、
最近変わったのは、
「誰が作った?」っていうのに興味がなくなったことですね。

いまつくってる4冊目の絵本は、
夏にクラウドファンディングをして、お金集めて、
チームでつくっているんです。

チームでつくって良いものができるなら、チームでつくる。

最初の頃は、「オレ、こんなことできるよ!」って言いたくて、
「オレが一人で作ったんだ!」っていうのが強かったんです。

いまはそういうのはなくて。
「誰がつくったのか?」じゃなくて、
「何をつくったのか?」が大切だなと。

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ちょっと話を戻しますけど、
ぼくは子どもの頃、《太陽の塔》を誰が作ったか知らなかったんです。

でも好きだった。
その順番で良いんですよね。

それといま大事だなと思っていることがあって。

子供とかに見つからないものは、
興味がなくなってきました。

子供に見つからないと意味がないなと思っていて。
いまはそっちに興味がありますね。

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あと自分がそれをできるできないはどうでもいいんです。
ぼくは自分の能力について考えられるような判断力がないんで。

だからいまでも、
「学校つくろうぜ!」とか「街つくろうぜ!」とかすぐ言っちゃうんです。

でもそれで伊藤忠さんから連絡が来て、
街を作れることになったわけで。

言ってみるものだなとも思います。
言霊ってあるのかもしれないですね。

そんなぼくのいまの希望はですね。

「交通事故を減らしたい」とか、
「雨でテンション下がるのやめさせたい」とか。

ぼくらの歴史でなんでこんなに雨にやられてるんですか?
「今日、雨か、テンション下がるな~」
って何年続けて来たんですか?

これが嫌で。
なんとかしたいんですけどね。

待っていてください(笑)。

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それでは最後に。
これをご覧の表現者やアーティストを志す皆さんに。

あんまりだいそれたことは言えないんですけど、
・・・せっかくだったら突き抜けた方が良いと思います。

だけど時間は限られているわけで、
1日は24時間ですもんね。

だから、いかに0点をとるかということだと思うんです。

どの科目を0点にするか、
そこがすごくその人のセンスだと思うんですけど、
60点くらいの点数をとったところで、
社会にでたら60点の人って必要とされないから。
結局それって0点ですよね。

だったらその60点をとるための時間がもったいないなって。
それだったらそこはもう0点にしておいて、
自分の100点のところを120点にする作業をしたほうが良いと思います。

だから0点をとりに行ったほうが良いんじゃないですかね?
ぼくはそう思います。

では。また逢いましょう!

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西野亮廣

1980年兵庫県出身。
お笑い芸人の他、絵本作家、町づくりなど幅広く活躍中。
2015年には「西野亮廣独演会in 日比谷公会堂」を開催。
自らチケットを売り、2000人が参加。大成功させた。
今年は、8月12日から4000人を集める独演会が予定されている。
また近年では「ゴーストバスターズプロジェクト」として、
ハロウィンの翌日に散乱するゴミを拾い、
それを集めて「ゴミの木」というアート作品を創り上げるなど、
アート界でも話題を集めている。

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