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[breaking news] Tomoko Hisamatsu new exhibition interview !

【速報】久松知子 新作展示インタビュー!

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4月8日(金)から 第18回岡本太郎現代芸術賞 「岡本敏子賞」受賞の、
久松知子さんの新作展示がスタートしました!

久松さんに新作のことはもちろん、
「敏子賞」を受賞しての変化などについてお聞きしました!

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《芸術家の研究所》(部分)


-今日はよろしくお願いします。

久松:よろしくお願いします。

-早速ですが新作をつくるのは大変でしたか?

久松:そうですね。最初に考えていたプランから変わったりもしたので。

-なるほど。
今回は「岡本太郎との対決」っていうミッションが課せられていたそうですね。

久松:そうなんです。
たとえば普通に今生きている同時代の他の作家とかキュレーターとなら
「対決」って、イメージしやすいんですけど、
太郎さんってすでにお亡くなりになっていますし。

-イメージしにくかったですか?

久松:岡本太郎記念館っていう太郎さんの場所で、
私のようなペーペーが対決するっていうので、考えましたね。

-まずどんなことを考えられましたか?

久松:根本的に「対決」ってなんなのか?って考えました。
魂や思想が生きていたとしてもすでに肉体的に死んでいる人と、
自分なりの向き合い方をまず考えるというか、やってみました。

-たとえば?

久松:太郎さんの本を読むとか、絵を見るとか、
その当時を知っている人の話を聞くとか。
たとえば大阪万博を経験した人とかに話を聞きましたね。
そういう感じで自分なりに岡本太郎さんっていう人を解釈して。
作品にするということをしてみました。

-戦ってみてどうでしたか?

久松:私が持っていた岡本太郎像みたいなイメージが
追体験という形で向き合ってみて変わったのはありますね。

-変わったことを教えてもらえますか?

久松:もともと持っていたイメージが「ケトバシてやれ!」とか
けっこう強い言葉を使ったりとか、作品の色使いも強烈だったりして、
わりと圧力のある人物像というイメージを持っていたんですけど、
向き合ってみたら、「あ、優しい人なのかも」と思ったっていうのと、
あと岡本太郎さんのポートレートも晩年の“クワッ”って目を見開いて
ポーズをしているっていうイメージだったんですけど、
そうじゃない若い頃の、50年代、60年代の岡本太郎さんの姿にも
興味を持って、そういう肖像で描きたいなって思いましたね。

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-岡本太郎は優しかった。

久松:ええ。もっと穏やかな表情というか。
そういう人なのかなと思いました。

-余談ですが、岡本太郎がテレビメディアで、
いわゆる“イジられる”というスタンスを選んだのは
久松さん的にはどのように推察されますか?

久松:消費を選択されたんだろうなと思っていて。
当時のテレビの映像をそんなにたくさん観たわけではないですけど、
言って良いのかわからないですけど、「ちょっとイタいおじいちゃん」っていう感じで、
若い人とズレているところがあるように見えますよね。
そういう知的な人じゃないイメージなのは、悲しいというか、
そう感じるところもあるんですけど。
でもそういう姿があったから、死後である今もグッズになったり、
まさに消費されてて。それはすごく強い面なのかなと思います。
他の多くの作家はそんなに消費されたら疲れちゃうと思うんです。
だからそれはものすごくタフな人なんだなと思いますね。

(次ページへつづきます)

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