ある日、こんなツイートを発見しました。
【万博公園で #オカモトコーデ 】
— 太陽の塔サークル (@circle_of_ttots) March 30, 2017
・キャップ ニューエラ×岡本太郎
・リュック ニューエラ×岡本太郎
・太陽の塔Tシャツ
・黄金の太陽ネックレス(万博当時物)
・スニーカー コンバース×岡本太郎#ニューエラ #岡本太郎 pic.twitter.com/5KYH5t9dna
オカモトコーデ!
これ、すごくないですか!?
そこでPLAYTAROでは、
数多の太郎グッズのコレクションしている、
「太陽の塔サークル」さんにメールインタビューを敢行することにいたしました!
岡本太郎への、そして太陽の塔への深い愛を、
大いに語っていただきましょう!
今回から2回に渡ってお送りします!
――今回は快諾していただきまして、ありがとうございます!
まずは自己紹介をお願いします。
太陽の塔サークル:太陽の塔サークル(@circle_of_ttots)と称したTwitterアカウントを運用しております。さこっちょと申します。年齢は21歳で、今春から大学院生です。趣味はものづくりと古着です。TAROグッズを集めていますが、自作もしています。
――太陽の塔サークルさんが太郎を知ったのはいつ頃ですか?
太陽の塔サークル:はっきり知ったのは高校生あたりですかね・・・。高校時代に美術部に所属していて絵を描いていたのですが、いつのまにか絵が妙にTAROさんっぽくなっていって、だんだんTAROさんを意識するようになっていました。
――何の作品で知ったのですか?
太陽の塔サークル:初めて作品を観たのは小学生のときですが、太陽の塔の前を素通りした程度であまり記憶にないです。中学生のときに美術の教科書で「森の掟」と「明日の神話」に惹かれました。そのときはまだTAROさんを知りませんでした。
――そのときの印象は?
太陽の塔サークル:それこそ「なんだこれは!?」といった感じですね。
原色の色彩にいびつな形、中央のモチーフの奇妙さに惹かれました。
――太郎好きになった決定打になった作品や言葉は?
太陽の塔サークル:大学に入ってから岡本太郎記念館に行ったのですが、作品ももちろんですが、そこで出会ったTAROさんの数々の言葉に圧倒されて一気に引き込まれてしまいました。TAROさんという人間をもっと知りたいと思い、作品を巡り書籍を読み、当時のTAROさんの映像を鑑賞したり、果てはグッズ集めから、自作のグッズ制作までに着手するようになりました。昔からハマったものには徹底的に突き進んでしまうほうなので。
――「マイベスト太郎作品」「マイベスト太郎グッズ」は?
太陽の塔サークル:マイベスト太郎作品は、やはり太陽の塔ですね。
ベスト太郎グッズは「黄金の顔ペンダント」です。
太陽の塔サークル:ファッションが好きで、やはり身に付けられるものに惹かれます。太陽の塔Tシャツを手に入れたはいいものの、Tシャツのデザインには黄金の太陽がなかったので、黄金の太陽を象ったペンダントがあればと考えていました。無いものは作ろう精神なので自作しようと考えていたのですが、友人から万博グッズが販売されているお店があると聞き、行ったら想像通りのものがあって驚きました。
※実はニューエラとのコラボも予想していました(信じてください...)
――お名前でもある「太陽の塔」を知ったのはいつ頃ですか?
太陽の塔サークル:小学校のころには知っていました。誰が制作したものかは知りませんが、小学校の遠足で眺めた記憶があります。
――サークルさんが語る「太陽の塔」の魅力とは?
太陽の塔サークル:大阪万博当時は万博の象徴でもあるにも関わらず、テーマである「人類と進歩と調和」に真っ向から反対の太郎さんの意思を表しているところです。
中央の太陽の顔も日本人のコンプレックスを突き出したようなだんごっ鼻で、強烈に反対したものでありながら、どこか惹きつけられてしまう。そこにTAROさんの語る、ぶつかってこその調和を感じますし、万博が終わっても人々の賛同を買い、取り壊されずに現在も万博公園にそびえたっていることも納得できます。万博公園にはよく行きますが、真下から太陽の塔を眺めるのが好きです。あの圧倒的な存在感、不動でありながら迫ってくるようで。
今は内部公開に向けて工事中で、真下から眺めることはできなくなってしまい残念ですが、内部公開が楽しみです。
――サークルさんにとって岡本太郎とは?
太陽の塔サークル:不思議なおじさんです。亡くなられてもう直接お会いできないおじさんにここまで惹きつけられるとは思っていませんでした。
――太郎の書籍もたくさんお持ちですね。
サークルさんのとくに大好きな太郎の言葉は?
太陽の塔サークル:「下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか。」
いろいろ考えましたが、やはりはじめて岡本太郎記念館に行ったときに見つけたこの言葉です。
――なぜその言葉に痺れるのですか?
太陽の塔サークル:昔はマイペースで周りを気にしない性格だったのですが、受験勉強など、周りを気にせざるをえない状況にいるうちに、いつのまにか他人と比較している自分に気づきました。下手さ、すなわち自分の色をそのままありありと突き出す。そのほうがきっと面白い。そうTAROさんは仰っているのだと解釈しています。
――ツイッターを拝見しているととても太郎のグッズを購入されているようですが、
サークルさんはファッションなどにも興味がおありなんですか?
太陽の塔サークル:服、特に古着が好きです。そしてTAROさんが好き。
TAROさんの服ならなおさら着たいです。
――ファッションの世界に進みたいと思われますか?
太陽の塔サークル:今のところそういった予定はないのですが、服作りには大変興味があります。普段、自作Tシャツなどは作っていますが、洋裁の技術はないので今後身につけたいものです。家にミシンがないので買うところからですが…。
次回は太陽の塔サークルさんが考えた「岡本太郎グッズ」を紹介いたします。
お楽しみに!
「太陽の塔サークル」インタビュー!②