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Special lecture real-time broadcast!

多摩美術大学特別講義「『太陽の塔』、その現在・過去・未来」リアルタイム中継

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「もし太陽の塔がなかったら?
こうなるんです」

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「なんか思想も信念もないような気がしませんか?」

「ぜんぜんレイヤーが変わってしまいますね。
これが太郎のいう調和です」

「では進歩について太郎はどう語ったのか?」

「これは5億倍のDNAとかタンパク質とかそういうものです」

「狩猟時代との闘争のドラマです。
呪術的な空間ですね」

「つまり太郎が表現したのは、
未来を支えるであろう根源の世界。
太郎は未来を語らねばならなかったのに、
ひたすら根源を語ったんです」

「予算とスペースの過半を使って、
未来ではなく反近代を描いたんです」

「進歩ではなく、根源。
対極ですね」

「では太郎はなぜこんなことをしたのか?
5つのキーワードから考えてみたいと思います」

「まず『ベラボー』」

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「つまり勤勉で努力家な日本人、
そういう真面目な日本人にあえて真逆をぶつけたわけです」

「日本人の心の持ちようを変えるきっかけにしたい。

『デカいものがいい
ムダなものがいい
失敗したっていい』

こう言っています」

「次に『神格』
つまり『脳天気な未来賛歌が覆う会場に神聖なものを』
そう思った」

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「次が『NY・パリ・五重塔』」

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「日本人がいいと思うもの、
価値を認めるものは2つしかない。
『西洋的なもの』、もう1つはまったく逆の『わざさび』」

「でもそれは裏返しなんだと。
両方とも捨てなければダメだと言っていたんです」

「それが太陽の塔のモチベーションなわけです」

「四つ目が『はらわた』」

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「太郎は、
『人間は手足より先に“はらわた”で生きているのだ』と言っていました」

「『未来を考えるなら、
進歩だけでなく根源を見よ。
肉体に刻まれた生命の歴史は過去であり、
未来なのだから』そう考えていた」

「最後が『パンパク』」

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「『私は万博に協力する。
だが妥協したり協調するつもりは少しもありません。

芸術はリアクションであってはならない。
アクションでなければならないとぼくは思っている』」

「当時、芸術家はみな万博に反対していました。
でも太郎はマウンドに上がって、ストレートの剛速球を投げた。
アクションを起こしたんです」

「こう考えたのだと思います。
『ハンパク?(反万博のこと)
なに言ってんだい。
いちばんのハンパクは太陽の塔だよ』」

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