Repos

Koro Ihara new exhibition interview !

【速報】井原宏蕗 新作展示インタビュー!

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――あと驚いたのがこのツバメの巣の作品です。

井原:ツバメの巣ってけっこうわかりづらいんですけど、あれ本物のツバメの巣でいわゆる街中にある、ツバメの巣を窯に入れて焼成したものなんです。つまり陶器にしているんです。粘土を燃やすと陶器になるのと同じ原理です。粘土も土ですから。それでそのまま置いとくと雨に打たれて濡れて崩れてただの土に還るものなんですけれど、それを持って帰ってきて、燃やしたら普遍的なものに変わるのではないかと。そういう試みはわりと新しいかなと思っていて・・・それこそ糞の作品も一つのアイデンティティですけど、そうやって動物がつくったものをそのまま残せることができたらおもしろいなと思って・・・

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――でもツバメの巣ですから壊れやすそうですが?

井原:それが本当に大変だったんです。動物がつくったものなんで、焼いたら壊れちゃったりとかもすごいたくさんあって・・・なんとか岡本太郎の愛した縄文土器っぽいものができたからよかったんですけれど・・・本当に苦労して、10個以上失敗して・・・ツバメには本当に申し訳ない思います。

――なにせ動物たちのつくったものですからね。

井原:そうなんです。今回の展示作品の一つ一つはコンパクトに収まっているように思えるかもしれないんですが、それもツバメの巣だったらツバメが必要な大きさでつくっているだけなんですよね。だからこれは動物によってぜんぶ決められた大きさであって、この木の作品もそうなんですけれども、木の周りに虫が寄ってたかって樹液を吸いながら自分たちで分泌していくんです。それで分泌物が木の形になっていくわけです。これは繋ぎ合わせているんですけども木の周りを虫が通ったんだなっていうのがわかる。そこがリアルなわけで。犬の糞もやっぱりあれを2m の犬にしたら意味がないというか・・・だから今回素材を決めた時点で作品のスケールは決まったというのがあって。そういう意味ではスケール感と言うのも考えさせられましたね。虫にとってみたらこの木はすごい大きいものなんだろうなとかツバメからしたらここに卵を置くからこの大きさっていう必然があって・・・いままで作品は大きければいいみたいなところもあったんですけど、それが決まってくるっていうのがおもしろかったですね。

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――では最後にPLAY TAROをご覧の方にひとことお願いします。

井原:そうですねやっぱり作品を見て欲しいです。実際に来てもらって見てもらって感じてもらうものがあるような展示になればいいなと思っているので。是非会場に来てもらえたら嬉しいです。

――ありがとうございました!

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