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RED SPIDER talk ① "IT'S JUNIOR STYLE !!!"

RED SPIDER対談①「IT’S JUNIOR STYLE !!!」

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大阪のレゲエ・サウンドRED SPIDER のセレクター・MCであるJUNIOR (ジュニア)さんとの対談です。

RED SPIDER JUNIOR②「『かならずしもジャマイカだけが正解じゃない』っていうこと。」
RED SPIDER JUNIOR③「『どう思う?』って聞いたら『なんでオマエやらへんねん!』て言われて。」
RED SPIDER JUNIOR④「いまは一人なんですが、16歳ではじめたときは10人くらいいたんです。」
RED SPIDER JUNIOR⑤「やっぱり楽しませないとあかんっていうのはありますね。」
RED SPIDER JUNIOR⑥「興奮しているみたいな感じでわざと台から落ちたりしますよ。」


第一回は、レゲエについてお話ししていただきました。

じつは最初、レゲエが好きじゃなかったんですよね。

平野:今日は大阪を拠点に20年以上にわたって活躍を続けるレゲエ・サウンドセレクター・MCのJUNIOR (ジュニア)にお越しいただきました。数々の作品をプロデュースすると同時に、強烈なMCとサウンドシステムで世間を騒がせているJUNIOR に、クリエイティブの裏側についていろいろお聞きしたいと思っています。

JUNIOR:よろしくお願いします!

平野:最初に「JUNIORはいかにしてJUNIORになったのか」っていう話から聞いていきたいんですけど…

JUNIOR:はい。

平野:でもその前に、「レゲエとはなにか?」について聞いておかないと、話がすっと落ちてこないような気がするんですよ。というのも、ぼくの世代でレゲエといえば、ボブ・マーリーやサードワールドで、JUNIORがいまやっている音楽とはぜんぜん違う。両者がともにレゲエなのだとすると、まずはレゲエの歴史っていうか…レゲエがどう変わってきたのか、っていうことについて聞いておかないと、話がピンと来ないと思うんです。JUNIORが好きなレゲエっていうのは……

JUNIOR:じつは最初、レゲエが好きじゃなかったんですよね。レゲエに限らず洋楽があまり好きじゃなかった。

平野: いま言っているレゲエというのはボブ・マーリー的なレゲエのことですね?

JUNIOR: 全部ひっくるめてです。

平野: ぼくはレゲエをほとんど知らないので、まずは簡単な歴史から教えてもらえます?

JUNIOR:いわゆるボブ・マーリー的なクラシックものが70年代から80年代くらいにあって、そこから「ダンスホールレゲエ」っていうのが生まれてきたんです。

平野:ジャマイカで?

JUNIOR:はい。MPCっていう打ち込みの機械が出てきてから急激に形を変えたんですね。

平野:レゲエ音楽そのものが変質したってことですか?

JUNIOR:そうです。当時レゲエを聞いていた人たちも、「これってレゲエ?」って感じたんじゃないかな。それくらい変わったんですね。

平野:それが主流になったんだ。

JUNIOR:ダンスホールがジャマイカでも主流になって、その頃、オレもレゲエと出会ったんです。

平野:ジャマイカで?

JUNIOR:いえ、日本です。16歳くらいだったので、1990年代前半くらいだったと思います。シャインヘッドとかシャギーがインターナショナルに有名だけど、彼らもけっこうアメリカとかヨーロッパとか行きまくっていて、いろんな音楽を取り入れてる感じがしました。

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平野:レゲエの中に、違うジャンルの音楽を取り込んでいたわけですね。

JUNIOR:ヒップホップ、R&Bやラテン系などを取り入れていました。そこからまた形が変わっていくんですよね。オレ、合計で8年くらいジャマイカに住んでいたんだけど、ジャマイカ人ってけっこうミーハーというか、アメリカとかヨーロッパ大好きなんですよ。でもビザが取れないから行けない。そういうこともあって、アメリカの真似してる人がけっこう多いんですよね。それが音楽にも反映されていて、アメリカの真似っぽい感じのレゲエが生まれて・・・

平野:へえ、意外だな。レゲエって、頑なに伝統のスタイルを守ろうとするタイプの音楽だと思ってました。音楽的には鎖国しているっていうイメージだった。

JUNIOR:たとえば、いまクラブミュージックで言ったらEDMとかが流行っているんですけれど…

平野:それってどういう…?

JUNIOR:なんて言ったらいいんですかね…、エレクトリックダンスミュージックって言われていて・・・あ、いわゆる“パリピー”とかが聞くような。

平野:ああ、なんとなくわかる(笑)。

JUNIOR:そのテイストも少し入ってきてたりして、70年代、80年代のレゲエが好きな人からすると、まったく違うジャンルに思えるような音楽になったわけです。

平野:なるほど。だとすると、ぼくがイメージするレゲエって、いまはもう“懐メロ”なんだな。

JUNIOR:そういう昔ながらのレゲエを大事にやっている人たちも、もちろんいますよ。でもそれはごく一部で、世界的にはダンスホールのほうが主流です。

平野:70年代、80年代のレゲエが90年代に入って急激に変わり、次のレイヤーにジャンプしたと。

JUNIOR:そうですね。

平野:その新しいレゲエにJUNIORは日本で出会い、「カッケー!」「オレもやりたい!」と思った。で、ジャマイカに行ったわけね?

JUNIOR:17歳で行って。って感じです。

平野:え? 17歳で行ったの? それはすごいな。



次回は17歳でジャマイカに行ったJUNIORさん。
現地で学ばれたことについてお伺いします。

RED SPIDER JUNIOR②「『かならずしもジャマイカだけが正解じゃない』っていうこと。」

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RED SPIDER

セレクター・MCをJUNIOR (ジュニア)が務める本人のみからなるキャリア20年の大阪のレゲエ・サウンドである。
現在までに数々の作品をプロデュースすると同時に、強烈なMC、オリジナリティ溢れるダブプレート、サウンドシステムを駆使したダンスを年間100本近くも展開する。
毒舌キャラが先行イメージのRED SPIDERだが音楽を生業とする者として作品作りに対する熱い情熱とあの毒舌MCの裏側にあるレゲエへの異常とも言える愛情は徐々にだが日本中に伝わりつつある。
2016年9月25日には「緊急事態」が大阪舞洲で開催され16,000人の動員であった。
2017年春から再び47都道府県ツアーを敢行、そのファイナル公演を11月27日(月)日本武道館で行う。

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47都道府県TOUR FINAL in 日本武道館

2017年11月27日(月)
東京 / 日本武道館
(東京都千代田区北の丸公園2-3)

開場 17:45 / 開演 19:00(21:00終演予定)

スタンド指定席 5000円(税込)

ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:77400)
http://l-tike.com/search/?keyword=77400

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:333-199)
http://ticket-search.pia.jp/pia/search_all.do?kw=333-199

e+(イープラス) http://eplus.jp

■お問い合わせ
H.I.P. 03-3475-9999

■RED SPIDERオフィシャルサイト
http://www.kaeru-studio.com/kaeru_studio/spider.php

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