未分類

RED SPIDER talk ⑧ "IT'S JUNIOR STYLE !!!"

RED SPIDER対談⑧「IT’S JUNIOR STYLE !!!」

P1720827

大阪のレゲエ・サウンドRED SPIDER のセレクター・MCであるJUNIOR (ジュニア)さんとの対談です。

〈前回までは〉
RED SPIDER JUNIOR①「じつは最初、レゲエが好きじゃなかったんですよね。」
RED SPIDER JUNIOR②「かならずしもジャマイカだけが正解じゃない」っていうこと。」
RED SPIDER JUNIOR③「『どう思う?』って聞いたら『なんでオマエやらへんねん!』て言われて。」
RED SPIDER JUNIOR④「いまは一人なんですが、16歳ではじめたときは10人くらいいたんです。」
RED SPIDER JUNIOR⑤「やっぱり楽しませないとあかんっていうのはありますね。」
RED SPIDER JUNIOR⑥「興奮しているみたいな感じでわざと台から落ちたりしますよ。」
RED SPIDER JUNIOR⑦「 愛情っていうより、なんか普通に友達として接してるっていう感じかな。」


最終回です。
JUNIORさんの大事にしたいものについて伺います。
そして「呪術サウンドマン」とは?

「 今後は呪術サウンドマンを意識してみます(笑)。」

平野:なんていうか…独特なコミュニティが立ち上がったように感じたんですよ。

JUNIOR:オレのライブが?

平野:そう。でも、そんな客席とJUNIORの間にぼくは入れないわけ。

JUNIOR:(笑)

平野:どうすればコミュニティの一員になれるか、ぼくには見当がつかなかった。矢沢永吉ライブの、あの感じともまた違うし。

JUNIOR:そうですか(笑)。

平野:矢沢永吉のライブも独特な“コミュニティ感”があるわけですよ。みんな同じタイミングでタオル投げるしね。はじめて行ったぼくはまったくついていけなかった。

JUNIOR:はい。

平野:でもね、2~3回経験すればぼくでもできると思った。なぜなら、あれは様式だから。ここで「永ちゃん!」って叫ぶとか、ここでタオルを投げるとかは、学習すればなんとかなると思う。

JUNIOR:なるほど(笑)。

平野:でもJUNIORのライブを見たとき、この仲間に入るにはトレーニングだけじゃダメだと思った。

JUNIOR:(爆笑)。

P1720980
平野:あれは何で結ばれているんだろう? あの一体感はどこから来ていると思います?

JUNIOR:オレにも謎なんですよ。オールジャンルのイベントに出ているときもあの感じで行くんですけど、まったくオレを知らなかった人もああなっていく感じはありますね。

平野:そうか。あのときはJUNIORワンマンで、いわばホームだったけど、アウェーのときもあるわけだものね。

JUNIOR:そうです。いろんなジャンルのアーティストが出ているようなときもありますからね。そういうときは「今日大丈夫かな?」なんて心配しながら行くんですけど、意外とロック好きな人が熱狂してくれたりしますね。

平野:JUNIORを知らない人たちとの間でもそうなるってことは、あの状況は約束事ではなくて、その場で瞬時に醸成されるものだということですね。

JUNIOR:なんですかね。

平野:ぼくは、仕事がら山ほどステージを見ているし、盛り上がるシーンも見ています。典型的なケースでいうと、たとえばストーンズやマドンナのライブには、大編成のバンド・ダンサー・シンガーがいて、大掛かりなステージ美術があって、花火があがる。大人数のキャストと大仕掛けの演出でつくりあげているわけです。でもJUNIORのライブはJUNIORがひとりで出てくるだけ。派手な舞台美術もなければ、花火があがるわけでもない。

JUNIOR:演出もどうってことないし…(笑)。

平野:にもかかわらず、あの感じに持っていく。この人はいったい何を使って観客を束ねているんだろうと。

JUNIOR:なるほど。

平野:もちろん強烈な音は鳴っている。複合的なポリリズムです。で、ああ、これは祭りなんだと思ったんですよ。アフリカの祭りがそうだし、ケチャなんかもそうだけど、エンドレスで続くポリリズムでトランス状態に持っていくわけでしょう?

JUNIOR:そうですね。

平野:そうだとすると、JUNIORがやっているのは……いうならば……

JUNIOR:はい。

平野:呪術です(笑)。いや、真面目な話、呪術師がやっていることに近いのかもしれない。

JUNIOR:呪術!

平野:目に見えない力に呼びかけるのが呪術です。JUNIORのステージには声と音があるだけで、目を奪おうとする要素はほとんどない。目に見えないものだけで観客をグリップしているわけだから、これはもう呪術と考えるほかないんじゃないかと。

JUNIOR:なんやろな。もしかしたら、みんながあまり見たことのない感じだからなのかもしれませんね。オレはMCも超当たり前のことしか言わないんです。難しいことは言いたくないんですよ。

平野:うん。

JUNIOR:「外でゴミ捨てるなよ!」とか(笑)。それって大事なことだと思うんです。

平野:だからって、ぼくが出て行って「ゴミを捨てるな!」って演説しても、ああいう空気にはならないよ(笑)。

JUNIOR:(笑) やっぱりオレのようなスタイルがこれまでになかったっていうのはあると思いますね。

平野:いままでなかったとか、誰もやっていなかったということだったにしても、それだけであの熱狂になるわけじゃないからね。

JUNIOR:うーん、オレもわからん。今後は呪術サウンドマンを意識してみます(笑)。

P1730057
平野:JUNIORは自分のスタイルを確立したけど、だからといって同じところにとどまってるわけにはいかないでしょ?

JUNIOR:そうですね。

平野:無理に変える必要はないけれど、クリエイターは絶えず「オレはこれでいいのか?」と考え続けなきゃいけないわけじゃない?

JUNIOR:はい。

平野:最後に、JUNIORにとって「変わるもの」と「変わらないもの」、あるいは「変えるべきもの」と「変えてはいけないもの」があったら、教えてください。

JUNIOR:レゲエについていえば、やっぱりサウンドシステムを大事にしたいです。自分らの音がいちばん大事なので。で、それを守りながら、音楽の流れというか、流行り廃りもあると思うので、いろいろなものをうまく取り入れていきたいと思っています。

平野:なるほど。

JUNIOR:あと自分のスタイルに対しては、これまでどおり現場中心で活動したい、そこは大事にしたいと思います。ライブっていうか…生で接してしてもらうっていうことです。

平野:よくわかりました。楽しい話をありがとう!



fix4_jr1705-0074-3
RED SPIDER

セレクター・MCをJUNIOR (ジュニア)が務める本人のみからなるキャリア20年の大阪のレゲエ・サウンドである。
現在までに数々の作品をプロデュースすると同時に、強烈なMC、オリジナリティ溢れるダブプレート、サウンドシステムを駆使したダンスを年間100本近くも展開する。
毒舌キャラが先行イメージのRED SPIDERだが音楽を生業とする者として作品作りに対する熱い情熱とあの毒舌MCの裏側にあるレゲエへの異常とも言える愛情は徐々にだが日本中に伝わりつつある。
2016年9月25日には「緊急事態」が大阪舞洲で開催され16,000人の動員であった。
2017年春から再び47都道府県ツアーを敢行、そのファイナル公演を11月27日(月)日本武道館で行う。

REDSPIDER_日本武道館B2_SOLDOUT_ol
47都道府県TOUR FINAL in 日本武道館

2017年11月27日(月)
東京 / 日本武道館
(東京都千代田区北の丸公園2-3)

開場 17:45 / 開演 19:00(21:00終演予定)

スタンド指定席 5000円(税込)

ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:77400)
http://l-tike.com/search/?keyword=77400

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:333-199)
http://ticket-search.pia.jp/pia/search_all.do?kw=333-199

e+(イープラス) http://eplus.jp

■お問い合わせ
H.I.P. 03-3475-9999

■RED SPIDERオフィシャルサイト
http://www.kaeru-studio.com/kaeru_studio/spider.php

Articles

Special Feature

Channel Taro TV

Read More
:: March 21, 2017

《門扉》制作風景

Read More
:: November 30, 2016

《樹人》制作風景!

Read More
:: August 3, 2016

《五大陸》制作