Repos

Naoki Ymamoto new exhibition interview !

【速報】山本直樹 新作展示インタビュー!

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――この「Corpse Reviver」はどういうところから生まれたのでしょうか?

山本:以前に京都で「Corpse Reviver」というタイトルで展示をしたんです。そのときは自分の親が他界していまして・・・あと祖父、祖母、友人などの死者ともう一度対話をしたいと思いまして。

――テーマが「死」だったんですね。

山本:東日本大震災の被災地に訪れたときに、身近な「死」というものを見つめ直すべきだと思ったんです。亡くなった人たちに思いをはせるべきだと。今後もこの形は続けていこうと思っていますが、生きている人ではやりません。

――そして今回は岡本太郎に思いをはせた。

山本:岡本太郎さんともう一度会って話をしたいというのはあって・・・そうですね。どちらかというと「対決する」というよりは、太郎さんが生きていらっしゃるときにお会いしたことはなかったので――遠くから講演会などで眺めたりとかはあったのですが――話をしたかったと。私の作品をどう思うかなど聞いてみたくて・・・そこで以前に展示した「Corpse Reviver」をやろうと思ったわけです。

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――「Corpse Reviver」というタイトルっておもしろいですね。

山本:「Corpse Reviver」はカクテルの名前なんです。二日酔いでベロベロになったときに気つけ薬みたいな感じで飲む強いお酒で。ブランデーベースなのかな?。「Corpse」は「死体」のことで、そのリバイバー・・・「死者を蘇らせる」という意味なんですね。私は「死者の復活」という意味で解釈していますが、死人のような、ベロベロの酔っ払いを復活させるっていうのはおもしろいなと思って。このタイトルをつけたんです。実際に京都での展覧会のときは「Corpse Reviver」のカクテルをつくってみなさんに振る舞って・・・学生時代にバーテンダーをやっていたので。

――「死者との対話」をしながら「死者の復活」を飲むわけですね。

山本:コップのふちのところに砂糖をまぶしてね。

――太郎との対話はいかがでしたか?

山本:ご覧になっていただいてわかるように私の作品はパワフルではないんですね。華奢で・・・ある意味、真逆の作品と言ってもいいくらいだと思うんです。

――繊細さゆえのユーモアを感じるというか・・・

山本:でもその太郎さんと相反するものが、プラスとマイナスでかえってうまくいくのではないかという予感がありまして・・・展示してみてわりと反発しあってはいないかなと思います。

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――それではPLAY TAROをご覧の方に一言、メッセージをお願いします。

山本:私に限らずインスタレーション作品も含めアート作品は、インターネットで作品がわかってしまうというところがあると思うんです。情報もそれだけ密になっているので。インターネットで情報などを見て、それだけで知ったような気になってしまう。私もそうですけど、日々、忙しいしってことで足が遠のいてしまうんですけど・・・やっぱり展示に行ったら行っただけの発見があると思うんです。

――そうですね。私もそう思います。

山本:さらに言うと私は大学の教員なので学生にも言うんですけれど、展示を見ていて、もし作家とおぼしき人がいたりとか学芸員の人がいたら気になったことを一言でもいいんで話をしてみると必ず新たな発見があるし、もっと作品を知るきっかけになると思うんです。ぜひご高覧いただければと思います。

――ありがとうございました。

・ワークショップ

「TAROをよみがえらせる!」
線香や砂糖を使い、TAROを味わおう。
6月24日(日)、6月30日(土) 【各日 10:30、11:30、12:30、13:30、15:30、16:30、17:30】
※日時は変更する場合がございます。

参加費:入館料のみ(大人620円 小学生310円)
体験時間は5分〜30分程度、1回につき1〜3名まで体験。

■開催当日、岡本太郎記念館の受付にて先着順にお申し込みを受付いたします。
※定員に達し次第受付終了致します。

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・アーティストトーク(※予約制)

出演:山本直樹(2017年岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞受賞)

日にち:2018年6月23日(土)
時間:19:00スタート(18:30開場 20:30閉館)

参加費:入館料のみ(大人620円 小学生310円)
会場:岡本太郎記念館

予約受付
TARO PASSPORT会員 先行予約:2018年5月25日(金)〜
一般受付:2018年6月1日(金)〜
※参加ご希望の方はお名前とお電話番号をご記入の上、 yoyaku@taro-okamoto.or.jpまでメールにてお申し込み下さい。
(携帯メールからメールをお送り頂く場合は、こちらからの返信が受け取れるよう@taro-okamoto.or.jpの指定受信設定をお願い致します。)
※定員に達し次第受付終了致します。

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