山本さんのパソコンで画像を出しながら、
過去の作品の話をされています。

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「もともとは平面絵画をつくっていました。
東京に住んでいたので、
東京の垂直な町を、
迷路みたいな感じをあらわしていくかを考えました」

「厚みをもったパネルを作成して、
錯視のような感じにしています」

「1994年は、バブルがはじけて、
通勤しているときも自殺をしている人がいて、
山手線に乗っていても、
ブルーシートから手が見えていたり、
飛び降り自殺を目撃したこともあります」

「そんな殺伐とした世の中で、
こういう作品をつくっていました」

「ただそういったものをつくっていても、
なかなか理解してもらえませんでした」

「そこでどうしようかな、と。
画面も出っ張っていたので、
それなら飛び出して、
自分も好きだった、
お砂糖を使ったらどうだろうと」

「最初は角砂糖を使いました。
フランスの角砂糖はゴツゴツしているんですが、
日本は本当にちゃんとしていて、
3グラム。
きれいな角砂糖だったんです」