テレビもねぇ ラジオもねぇ 水道もほとんど通ってねぇ
スマホもねぇ 炎もねぇ ヤマビル足元ぐーるぐる
②いざ竪穴式住居へ!
③火、もう一生つかないんじゃね
水を作り

絵を描き

火を起こし

もう一度?火を起こしました。

遡ること1ヶ月前・・・
「岡本太郎」
この言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。大抵の人は「太陽の塔」ではないでしょうか。太郎について、詳しい方はとことん詳しいでしょうが、現代人は「太陽の塔」と「芸術は爆発だ」、なんて言葉しか知らない人がほとんどです。
さて、僕もPLAYTAROの企画を頼まれた時、岡本太郎なんて言葉を聞いたのが5億年ぶりでした。
そんな中、企画を考えながらふと女性ラッパーKOMA-CHIさんと平野館長の対談を読んでいて、僕は驚愕の事実を知りました。
「太郎って縄文なんだ」

そこで僕は思いました。
「太郎は世界レベルのアーティストだ」
「そんな人が縄文をテーマに、世界に勝負をかけて受け入れられた」
「じゃあ政治学専攻で毎朝ご飯がスムージーの僕だって、縄文の生活すればアーティストになれるはず」
「縄文の生活って竪穴式住居に住めばそんな気分になるでしょ」
「よし、いくぞう」・・・
と。
とはいえ、5Gが叫ばれる令和に竪穴式住居に泊まれるところなんてあるんでしょうか。
いいえあるわけがありません。
ありました
ありました。
こちらは「あきやま学寮 古代生活村」。竪穴式住居や横穴式住居に、一泊1万円少しで泊まれる施設です。

出発1週間前
そろそろ準備をしようと思い、「どういくのかな?」と調べてみると、

よし、葛生駅か、どこらへんだろう。

早さで有名な、かの上野東京ライン17駅でまだ半分。。
とりあえずパスポートをカバンに入れました。
当日
7時59分の電車。嫌な予感はしていましたが、、、

*イメージ
いつもなら周りなど気にせず、澄まし顔でワイヤレスイヤホンをつけ “Game Of Thrones”を見始める僕ですが、17駅乗る今日の僕は違いました。
周りの人が全員僕を煽っているように見えるんです。
そこで僕はこう思いました。
「お前らどーせ4駅くらいで降りるんだから17駅の俺に席譲れよ、17駅の俺の周り混ませるなよ、いやもう一緒に17駅のれよ」
自分の不幸を他人に押し付けようとする、人間の悪いところですね。
そんな事を思っているうちに目の前の席が空いたので、座りすぐにGame of Thronesを見始めた僕でした。
駅到着

え、ジョフリー?やめて?やめて!やめて!!!!!!!
つきました。
ここからバスで40分ですが、それまであと1時間弱ほど時間があります。ここで僕はふと思いました。
「これから一日電気使えない、スマホとか全部使えないんだな。ってことはgame of thrones見れないのか。じゃあ今存分に観ておこう」

みなさん初めまして。よしいくぞうです。
令和の3種の神器、ポケットワイファイ、マックブックエアー、アイフォーン7を1時間使い倒しました。おかげでgame of thrones シーズン2の第1話をみることができました。
いざ竪穴式住居へ
バス停に向かうためとりあえず駅を出ようとすると

「カラオケで残り10分にくる電話」くらいうざいですね。
さて、ここから徒歩5分のバス停に向かいます。バス停の位置は事前で電話で聞いており、メモを取っています!
早速、一緒に行くMYK君に「ちょっとメモ見せて」というと・・・



MYK:「ない、ごめん」
僕:「え?予定も全部そこに書いてあるよ」
MYK:「忘れた」
ブランドンが落とされたくらいの衝撃でした。
Game Of Thrones です。
皆さんもぜひ観てください。
てな訳で、バス停がわからない。
しかし、さすが僕です。GPS並みの方向感覚で、たどり着きました。

到着が予定より15分ほど早かったみたいで、まだバスが車庫から出ていませんでした。
僕:「すみません!秋山学寮行きのバスを予約した中村です!」
おじさん:「はい!今バス出しますから待っててください!!!」

「そんな走らなくていいのに・・まだ15分前だから・・」
勝手に申し訳なくなりました。
さて、長い移動も終盤、バスに乗ってあとは到着を待つだけです。



つきました。古代生活村が今日の僕らの宿泊場所です。
一体どんな竪穴式住居が待っているんでしょう。
しかし、その前に最後の晩餐。
今回の目的は縄文時代を感じることです。故に、スマホなど電子機器は使わないのは当たり前、電気などとにかく便利なものは極力使いません!
だから、チェックイン前に最後の晩餐を取ることにしました。もちろん経費です。
さあどこで食事を取ろうかな?寿司がいいかな、いやラーメンかな、いやいややっぱり肉食べときたいよな。


なんでもいいので飯を恵んでください。


奇跡的にあったお蕎麦屋さんでお昼を取りました。
もはや取らせていただきました。
あきやま学寮のすぐ向かい側にあります。
さて、お腹も満たしてテンションも上がったところでいざ竪穴式住居へ!!!
次回、竪穴式住居現る!