水づくり
長いような短いような睡眠でした。
言い忘れていましたが、今回の企画ではもちろん時計もありません。故に、時間は太陽と体内時計です。
さて、睡眠で元気を取り戻した後は、夕食のための水を作りに行きます。近くの川の水を濾過をして、飲み水にしようと思います。

川は徒歩1分ほどでありました。縄文時代も現代も、人間には水が欠かせません。水道がない縄文時代は、水場付近に住むことが必須条件だったのだろうと思います。
さあ、早速濾過をしていきましょう。今回はペットボトルを使います。
用意したのはこれ!!
- 2リットルペットボトル(水を入れてきたが惜しくも2口で捨てたもの)
- 綿
- ハンカチ
- 砂利(大・小)
- 炭(落ちてたもの)
- 彫刻刀(カッターを持ってこいと言ったら、そのまま和訳して「切れるもの」持ってきたMYK)
- ボウル(借りたもの)
まず、カッター(彫刻刀)でペットボトルを切ります!
10分後
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めんどくさいので作り方を知りたい人はこのリンクを参照してください。
完成!!!

これで水を濾過して飲んでみよう!
少し泥のついた水をとって

入れます!
さあ、透明で美しい水になってるはず!



ん? なんか茶色い?
そんなわけはない、、、ボウルのせいだ!!

汚い、、、、、

川の水はそのままの方が綺麗でした。

飲みました。

日本地図作りました。
芸術の心
生い茂る森、流れる川、照りつける太陽。携帯とも電気とも離れ、家は竪穴式住居。こんな縄文生活にも慣れてきました。
ということは、僕らの芸術的センスも確実に高まっているはずです。そんなわけで、持参したクレヨンとキャンバスで絵を描いてみます。
しかし、絵画というものは、素人がちょっと描いてみようと思ってかけるほど甘くはありません。
ではどうするのか。

瞑想です。心沈め、全身で呼吸をし、無の境地に達することで縄文人になるのです。縄文に生きた私の感情を思い出せば、あとはそれを絵にするだけです。
・・・
どれくらいの時間がたったでしょう。わかりません。何万年もの時間を超越してきた我々に、もう時間なんて概念はないのかも知れません。
絵を描きます。僕はクレヨンで、MYKくんは鉛筆一本で進めていきます。


縄文時代を経験し、僕らにもアーティストとして何か感じるものがあったのでしょうか!!
さて、作品はいかに!!!
僕作「生きとし生けるもの」


説明はしません。出来ないんじゃないですよ。しないだけです。「てきとーだろ」とかそんなことゆーの、やめてください泣きます。
ところで、なかなかいい作品ではないでしょうか。
普段一切絵を描かない僕らにも、イマジネーションが湧きました。
やはり、太郎の選んだ縄文世界には、何か特別な感情を引き起こす何かがあるのかもしれません。そしてその感情は、いつも人間の中に眠っているものでしょう。それが縄文により起こされた。
まさに「芸術は爆発」です。
火起こし

太陽もだんだんと傾き始めたので、そろそろ夕食の準備にかかります。どんな夕食にもとりあえず火は必要です。
縄文時代の1番の発明は火とも言われます。
縄文時代の火のつけ方とは??
これです。

そう、
木を手でぐるぐるして摩擦で火を起こすやつです。
今回は、一番ベーシックな「きりもみ式」でトライしました。これは皆さんの想像通り、「写真右の棒を画面真ん中の穴に刺し、長い棒をただただ回し続け、火を起こす方式」です。ほぼ体力勝負です。
早速トライしてみます!!!



約15分後

約30分後

約1時間後

約2時間後

全くつきませんでした
火起こしがこんなに大変で難しいものだとは思いませんでした。
2時間やっても炎になる気配がありません。
外ももう真っ暗です。

「もう一生つかないんじゃね」
とうとう言ってしまいました。これはいけません。合唱練習でいけいけ女子に
「ちょっと男子!!!」
って言われた時のようなモチベーションの下がり方です。
お風呂
そんな時は気分転換です。お風呂です!
約6000年前、縄文時代にも地中から湧いた湯、つまり温泉があったと示す遺跡が見つかっています。
「6000年前の人も火つかなくて、気分転換に風呂をはいっていたのだろうなあ」
人は疲れると都合のいい解釈をします。
じゃん!!!

きれい!!!!!!!!!
なぜでしょう、生活環境が変わると普通の大浴場がまるで、
古代ローマのテルマエのような神秘的な風呂を想起させます!!
まあテルマエなんて言葉映画でしか、聞いたこともみたこともないですが。
(風呂画像は最近コンプラが厳しいので省略します。
どうしても欲しい方は「テルマエ」で画像検索してみてください。きっとみれます。)
次回、救世主おじさん?火の妖精登場!