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佐藤タイジ対談⑨「オレの〝踊り方〟」

ロックバンドTHEATRE BROOKのボーカル、ギタリストであり、すべてソーラー電気だけで開催する野外ロックフェス「中津川THE SOLAR BUDOKAN」の主宰、佐藤タイジさんとの対談です。
最終回は「ワクワクしていたい」。

〈前回までは〉
①「だから『オレ、ポールが弾いているベースをやる!』って言ったんだけど――」
②「あれもこれも好きだから、あれにもこれにもなってみたいけど、こっちも好きだから、こっちにもなってみたい……みたいな。」
「オレは上手に弾きたいわけじゃなくて、『ギターを弾きたいんだ!』っていう感じなんですよ、うまく言えないけど。」
④「混ぜ混ぜするものが好きなのか? 食べ物も冷奴とご飯を混ぜるのが大好きだし。」
⑤けっきょく思ってもいないことを無理矢理やったところで、いい結果にはならないし、伝わりませんからね。
⑥「踊れるのが好き。踊れる音楽が聴きたい。どんなものであれ踊れるのが好き」
⑦「『それならソーラーエネルギーでやればいいじゃないか』っていうアイデアが浮んできた。」
⑧「『たぶんオレは死んでるんだな』って思うんですよ。これはもう死後の世界にちがいないと。」

「でもオレの夢はそっちじゃなくて、世界中でおなじこと考えている人とネットワークができたらいいなって。」

佐藤:オレはフェスが大好きなんです。各地のフェスにも行くようになって。とくにイギリスのグラストンベリー・フェスティバルには感動しました。1970年から行われているフェスなんだけど、ものすごかった。「フェスは20世紀最高の発明だ」とだれかが言っているけど、大賛成です。

平野:フジロックにも何回も出てますものね。さらにそこにはタイジさんが組織した音のいい「THE SOLAR BUDOKAN」もある。

佐藤:そうなんです。じつはフェスでは分別ゴミのリサイクルみたいなことも実験できるんですよ。

平野:集客力が大きい一方で期間が限られているから、社会実験のプラットフォームとして有効なんだな。

佐藤:オレは週末2日間の3万人を、再生エネルギーだけで養えているっていう実証とデータをもつことができた。だから「THE SOLAR BUDOKAN」がやっていることは、いずれかならず社会にフィードバックされると思います。

平野:すごい!



佐藤:いま世界中からメールが来ています。たとえば、どうやらドイツにもソーラーのフェスがあるらしく、そこから是非〝交換留学〟しよう、なんていう話もあって。おなじことを考えている人は世界中にいるんですね。それがみんな繫がったら、これはほんとうにおもしろいことになると思っています。

平野:〝金儲けのスキーム〟が見えないから強いんだな、きっと。

佐藤:ああ、そうかもしれない。

平野:じっさいビジネスが目的じゃないわけだしね。

佐藤:まったく金にはなってないですよ。でもなんて言うか、フェスそのものが成長したがっているんです。じつは「THE SOLAR BUDOKAN」って、オレの最初のこどもと同い年なんですけど、こどもって成長したいんですよね。無意識であれ、本人が成長したいから成長する。そんなこどもとおなじで、「THE SOLAR BUDOKAN」も成長したがっている。だから成長させてあげたいんですよ。

平野:どういう風に成長するか、親として見ていたいと。

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佐藤:ビッグマネーを目指すなら、別のやり方があるのかもしれない。でもオレの夢はそっちじゃなくて、世界中でおなじこと考えている人とネットワークができたらいいなって。

平野:いちばんワクワクしているのはタイジさんってことだ。

佐藤:そう、そうなんです!

平野:じつは最後に「タイジさんはなぜ音楽をやっているのか? 動機の源はなにか?」を訊こうと思ってたんだけど、いまのが答えだ。よくわかりました。

佐藤:オレ自身がワクワクしていたいんです。

平野:もちろん前作以上のアルバムをつくりたい、といった純粋に音楽的な情熱が大きいことは言うまでもないけれど、それとおなじくらい、音楽をとおして社会的なアクションを起こすことをタイジさんはおもしろがっているし、その影響力が大きくなっていくことが楽しくてワクワクしている。そこなんでしょうね。いや、とても楽しい時間でした。

佐藤:こちらこそ! きょう平野さんといろんな話をするうちに、いままで走ってきた自分自身のことをあらためて客観的に見つめることができたような気がします。なにごとにも理由はあるんだなって。すごくおもしろかった。ありがとうございました!



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佐藤タイジ

徳島県出身。ギターボーカル日本代表。
太陽光発電システムによるロックフェス
「THE SOLAR BUDOKAN(since 2012)」の主宰者。
日本の音楽界と再生エネルギー界を牽引する稀有なモジャモジャ頭。
「ロックスター」「ファンキー最高責任者」は彼の代名詞。
’86、シアターブルック結成。
’91、RedHotChili Peppersのフロントアクト。
’95、EPICからデビュー。「ありったけの愛」がJ-WAVE.FM802など主要FM局でヘビーローテーション。
ちなみに太陽の愛を歌ったこの曲を歌い続けたことが
「THE SOLAR BUDOKAN」のアイデアの源泉。
この他、クラブ系ユニット「The SunPaulo」ではエレクトロ。
加山雄三率いる「The KingAllStars」では主要メンバー。
そして高円寺阿波おどりとのコラボ「佐藤タイジ&華純連」は日本の音楽史の転換点となる壮大なプロジェクト。楽曲「踊らなソンソン」はiTunes.Spotifyなどで絶賛配信中。
佐藤タイジは間違いなく日本代表ロックスターなのだ!
■佐藤タイジ HP
http://www.taijinho.com/
■シアターブルック HP
http://www.theatrebrook.com/
■THE SOLAR BUDOKAN HP
http://solarbudokan.com/

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