岡本太郎を敬愛するシンガーソングライターのあいみょんと空間メディアプロデューサーで岡本太郎記念館館長の平野暁臣による展覧会「太陽の塔」特別対談です!
*この展覧会はすでに終了しております
〈前回までは〉
①「太郎さんのことは絶対に知っていたほうがいい」
②「太郎さん、なんか、かわいい(笑)。」
③「でもフツー、こんな大きなものが、行方不明になります?(笑)」
④「これも海洋堂さんなんですね! すごいぞ、海洋堂(笑)!」
⑤「太郎さんって…もしかして…シャーマン?」
⑥「大阪万博のテーマも『人類の進歩と調和』でしたもんね。」
今回は〈生命の樹〉について語ります!
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「太郎さん、アメーバが好きだったんですか?」
あいみょん:アメーバはすごく大きいんでしょう?
平野:うん。そのくせ人間はすごく小さいんだよ。50〜60センチくらいかなぁ。
あいみょん:(笑) 太郎さん、アメーバが好きだったんですか?
平野:好きっていうより…、なりたいって言ってた。「オレは単細胞になりたいんだ」って。
あいみょん:え〜!(爆笑)

平野:「アメーバが羨ましいと思わないか? ひとつになったりふたつに分かれたり自由自在」「人間はやりたいことも我慢して縮こまって生きているのにアメーバは自由だ」ってね。
あいみょん:ところが人間は小さい。
平野:小さいだけじゃなくて、服を着ているぼくたち現代人がいないんだよ。クロマニヨン人で終わってるわけ。なぜだと思う?


あいみょん:生命の樹を見ているわたしたちがここにいるから?
平野:うん、それがひとつの解釈。もうひとつは、そもそもオレたち現代人は生命の樹の上に連なる資格がない、っていう解釈。
あいみょん:??
平野:さっき太郎が「人類は進歩なんかしていない」と言ったっていう話をしたけど、そのときこう言ったんだよ。「いまの人間にラスコーの壁画が描けるのか」って。
あいみょん:あの壁画を描いたのはクロマニヨン人・・・
平野:つまり進化といえるのはクロマニヨン人までで、ぼくたちにはその資格はないと考えていたのかもしれない。
あいみょん:たしかに・・・

平野:未来を祝福する万博にあって、太郎は「〝夢の未来〟に浮かれるな」「未来を考えるなら、まずはしっかりと自分の足元、根源を見据えよ」と言っている。そして、たぶんだけど、「オマエの血のなかに潜んでいる縄文の精神を思い出せ」と。
あいみょん:展覧会と太陽の塔内部を見たら、わたしのなかの〝縄文の血〟が騒ぎ出すかも!(笑)
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そしていよいよあいみょんは展覧会と太陽の塔内部へ!
近日、レポートを大公開します!!