
まずこの企画はなんぞや!!?? と思う人も多いだろう。
美大生の母というのは立場上普段から美術に囲まれて生活してるのかな〜。
息子が美大に行くぐらいだからお母さんがきっとアート好きに違いない!
と思われているだろう。うん、きっと。
しかし美大生おっちーのママ「じゅんちゃん」はそんなことはない。
アートのことは全く知らないのだ。
好きなアーティストは?と聞くと
「EXILEのATSUSHI」という。
他には?と聞くと
「大沢たかお」という。
しかしそんな彼女でも日本で唯一知っているアーティストは岡本太郎だという。
しかも岡本太郎のことは“人生が爆発してるから大好き♡”だという。
あれっ?EXILEのATSUSHIはどこいった、、。
この企画はそんな真逆な趣向を持ちあまりアートを知らないのに、
美大生のママをやってるじゅんちゃんが、
日本を代表するアーティスト・岡本太郎に初めて対面したらどうなっちゃうのかというもの。
そして太郎と対面した後に、太郎から感じたものを作品で発表しちゃう。
というもの。
では、スタートです。

(雨だったがテンションぶちあがるじゅんちゃんと、おっちー)
4月某日。青山にある岡本太郎記念館にやってきたじゅんちゃんとおっちー。
−おはようございます。今日は宜しくお願いします。
おっちー&じゅんちゃん:おはようございます!宜しくお願いします。
おっちー:うちの母親、全然アートとか知らないので(笑)
じゅんちゃん:知ってるよ〜!特に太郎はめちゃめちゃ知ってるよ〜。
おっちー:そうなの〜?他には芸術家誰か知ってる?
じゅんちゃん:う〜ん、あのおばさん。
おっちー:おばさん、、?
じゅんちゃん:うん、点々のおばさん。
−草間彌生じゃないですかね?
じゅんちゃん:そうそう!彌生ちゃん!!
−彌生ちゃんて(笑)
おっちー:なんでそんな慣れ慣れしいんだよ。じゅんちゃん頼むよ変なこと言わないでよ。
じゅんちゃん:了解〜♡
−では宜しくお願いします(笑)
まず、4月20日まで岡本太郎記念館の2階で行われているアーティスト・キュンチョメの展示を見るじゅんちゃん。

(これなんなんだ状態のじゅんちゃん)
おっちー:じゅんちゃんキュンチョメって知ってる?
じゅんちゃん:ぴょんちゃん?誰?
おっちー:おい、誰だよ!!!ぴょんちゃんて
じゅんちゃん:これって瓦礫なの?
おっちー:おい!無視してんじゃねえよ!!
−(笑)
おっちー:もう!!でもじゅんちゃん太陽の塔はわかるでしょ?
じゅんちゃん:わかるわかる〜。
おっちー:じゃあそこで太陽の塔やってみて!

(太陽の塔になりきっちゃう56歳女)
じゅんちゃん:どう?素敵?
おっちー:うん、本物より素敵。
じゅんちゃん:(本気で照れる)
おっちー:本気で照れてんじゃねえよ(笑)
そして勝手にキュンチョメの作品の瓦礫をお土産に持って帰ろうとしていたじゅんちゃん。
おっちー:ダメだよじゅんちゃん持って帰ったら!
じゅんちゃん:えっそうなの?
−こちらの作品持ち帰っていいんですよ〜
おっちー:ええ!そうなんですか。やったねじゅんちゃん。じゃあ持って帰んなよ。
じゅんちゃん:うん、やったー!
と言ってじゅんちゃんが持って帰ってきたのはこちら。

くそ小せえじゃん!!
どのくらい小さいかというと、

おい!鼻くそぐれえじゃねえか!!
おっちー:何でこんな小さいのにしたの?
じゅんちゃん:だってこの後、新宿でヒップホップダンスのレッスンがあるから邪魔になっちゃうと思って。
おっちー:なら欲しがんなや!!!(笑)
キュンチョメさんすいません、代わりに息子の自分が大きいの貰っておきました。
−壁にある岡本太郎のこの絵はお母さん的にどんな感じですかね ?

-これとかどうですか?

じゅんちゃん:太陽の塔がいっぱいいるって感じ
おっちー:そのまんまじゃん(笑)
−(笑)

じゅんちゃん:6匹も太陽の塔いるね。カワイイ。
−というか岡本太郎って曲線がすごい特徴的なんですよ〜。
じゅんちゃん:へぇ〜
−岡本太郎は弥生時代か縄文時代で言うと縄文時代なんですよ。
じゅんちゃん:土器?
−そうなんです。縄文土器ってすごいしめ縄みたいな模様がこうやって 。
じゅんちゃん:それを表現してるんだ〜。すご〜い。
おっちー:本当に思ってる?(笑)
じゅんちゃん:うん。(全部の絵を見渡しながら)でも本当だ〜。太郎、真っすぐな線ないんだね。
おっちー:じゅんちゃんこれはどう?

おっちー:これも右側の部分、ひょっとこみたくて可愛くない?
じゅんちゃん:う〜ん、これはそうでもない!
おっちー:なんでなんで?
じゅんちゃん:だって縄文的じゃないじゃん!
しめ縄感がない!
おっちー:さっそく影響されやがって(笑)
−他にはどれが好きですか?
じゅんちゃん:う〜ん、これ!この猫みたいなやつ。

じゅんちゃん:うちの猫に似てる。
おっちー:えっ?
じゅんちゃん:カワイイ〜
−これ飼ってる猫に似てるんですか?
おっちー:いや、うちの猫黒猫なんですけどね。
−(笑)
じゅんちゃん:でもほら顔が似てる。とんちゃんみたいでカワイイ。
おっちー:うちの猫これですよ。

−全然違う(笑)
じゅんちゃん:これもカワイイね。

−これ題不詳って書いてあるんですよ。タイトル付けるとしたら何かありますか?
じゅんちゃん:う〜ん、タイトル?
−はい
じゅんちゃん:鳥のおばけ
−鳥のおばけ(笑)
おっちー:鳥のおばけはひどくない?(笑)
−じゃあこっちの部屋も行ってみましょう。
つづく。
美大生のママ・じゅんちゃんが行く!岡本太郎記念館②

おっちー&じゅんちゃん
2014年に多摩美術大学
プロダクト専攻を卒業した
息子とそのママ。共にB型。