5月27日から岡本太郎記念館ではじまった、
サエボーグ「HISSS」!!!

サエボーグさんにお話をお伺いしました!
-そもそもゴムに惹かれた理由っていうのは?
サエボーグ:人工的っていうところですね。
自分が人間なのとか、女性っていう性を持っていることとか、
生々しいのが苦手で、そういう人間臭いものから離れたくて。
でもゴムを着ていたら人ではないものになれる。
それでさらに性別とか年齢とかいろんなものから超越できるものを考えて、
今回、コレなんですよ。
-火ですね。

サエボーグ:まさかここまでになるとは自分でも思いませんでしたね。
-テーマにされていた「超越する力」を手に入れた?
サエボーグ:そうなんです!
とにかくここまで脳内射精感が凄いと思わなかったから、
ずっとそれが続いて、今、おかしいことになっているんです。
-そんなテンションのときにお逢いできて良かったです。
サエボーグ:新作をつくって、
自分の細胞がぜんぶ入れ替わったような感じになって、
まさにここまでになるとは思わなかったので。
-岡本太郎とのコラボレーションということで、意識されたことは?
サエボーグ:今回は太郎さんとのコラボレーションだから、
「より太郎的なもの」をと思って考えて。
自分の太陽を手に入れた感じですね。
-興奮してますね(笑)
サエボーグ:そうなんです!
アーティストってみんな作品にちょっと距離を持ってますよね?
それはそれでぜんぜん良いんですけど、
私の場合、ゴムは身体=皮膚だから、
距離を持ちきれないところもあるんですよね。
-作品に自分が影響されたみたいな。
サエボーグ:そうですね。 やはり作品って、
原始的っていうか、野蛮な力が大事だと思うんです。

-今回の作品は期間的にどのくらいかけて?
サエボーグ:8月くらいから取りかかったんで、10ヶ月ですかね。
けっこうかかっちゃって、搬入の日まで寝てなかったんです。
-それほどまでにこだわりぬいて?
サエボーグ:単純に一人で作ってるんで、間に合わないんです。
-なるほど(笑)。とくに見てほしいところは?
サエボーグ:体感できるものですからね。
デカイ!とか、あのヘビの迫ってくる感じとか。
パワーというか、超越したものは感じていただければと。
-とても神話的な印象を受けました。
サエボーグ:まさにそうです。
神話的なモチーフを今回やってみたんですけど、
ただ作る前にすごく悩んで。
-というと?
サエボーグ:命とか光とか尊さっていう神聖なものになりすぎると、
なんかダサいっていうか、共感できないっていうか、
違うものになって響かないっていうか。
-あ、それやっちゃうんだ?って。
サエボーグ:そうです。
いい話になっちゃうじゃないですか。
それで何が足りないんだ?って考えたときに、
やっぱり「野蛮さ」なんですよね。
-その足りなかった「野蛮さ」は?
サエボーグ:光らせることで、
野蛮なエネルギーを手に入れられたんです!
火だから光って当たり前なんですけどね。
(2ページ目に続きます)