続いては敏子賞の折原智江さん!!
受賞作は、なんとすべて煎餅でつくられたお墓『ミス煎餅』 です!!

-敏子賞、おめでとうございます。
折原:ありがとうございます!
-この《ミス煎餅》の制作期間はどのくらいなんですか?
折原:もともと作っていたものがあったのですが、
岡本太郎美術館で展示するにあたって
防腐剤などの長期保存できるようにしなければならないので、
一から作り直しました。
だいたい三ヶ月ないくらい。二ヶ月半くらいですね。
-どうやって岡本太郎美術館まで持ってきたんですか?
折原:実家のトラックを使って持ってきました(笑)。
ちゃんと実家のロゴが入ったトラックで搬入しました。
-実家がお煎餅屋さんと伺ったんですが。
折原:そうなんです。
-ぜんぶ実家で作られたんですか?
折原:うちが分家で煎餅屋なんですよ。
本家の煎餅屋と、知り合いの生地屋さんなどにリサーチをしまして。
どうしたら立体をつくれるか自分で研究をして。
-なるほど。
折原:醤油とかも自分で1からつくりました。
醤油と小麦粉とみりんと砂糖を入れると、お煎餅屋の醤油ができるんで。

-防腐剤を塗ってるから腐らないんですか?
折原:そうですね。
もともとお煎餅って保存食ではあるので、
私が以前つくっていた作品も半年以上は保存できていますね。
この作品も形態は変わらないので、
長期の展示も、1年とかだったら大丈夫だと思います。
-ここに入っているのは何ですか?

折原:これは乾燥剤です。
「この作品は腐りませんよ」と皆さんに安心してもらうために。
それと自分の信念も腐らないように。
-なるほど。今回はおめでとうございました!
折原:ありがとうございました!
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