國學院大學博物館学芸員で岡本太郎記念館客員研究員の
石井匠さんの特別講座「岡本太郎と縄文を語る」を、
ほぼリアルタイムでテキスト中継のスタートです!
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まずは平野館長からの挨拶です。
岡本太郎がなくなった今年で20年。
その頃、太郎は話題になることはなかったそうです。
そういういちばんひどい状態を、
「絶対になんとかしてみせる!」
「復活させてみせる!」
と、走り出した敏子。
その後、どんどんメディアに出てくることになった。
平野館長が石井さんと会ったのはそこの頃だそうです。
石井さんが最初にここに来たのは、
記念館ができる少し前でした。
國學院大學に入学する前でした。

とても敏子に可愛がられて、
いろいろなお手伝いとして参加されていたそうです。
平野館長から見て、
「敏子がいちばん可愛がっていた」という石井さん。
石井さんは國學院大學で考古学を学ばれます。
さらに2003年に、
《明日の神話》がメキシコで発見されて、
2005年の春に日本に運ぶ為に、
メキシコに乗り込んだ平野館長。
そのときに石井さんをメキシコにつれていった。
現場での石井さんは想像を超える働きをします。
壁画はボロボロ落ちるほどに劣化していた。
それを石井さんは地図を作って、
破片を記録していったそうです。
破片の数は8000にも及んだとのこと。
そして愛媛の松山での修復で非常に役に立った。
それは石井さんの(考古学の)修復の技術だったそうです。
その後、石井さんは國學院大學の学芸員になられ、
《太陽の塔》の本も出され、
太郎の研究者でもあり、縄文の研究者でもある。
太郎と縄文を同時に研究しているのは石井さんだけだそうです。

平野館長はこれまでも縄文の展示をしたかった。
でもなかなかできなかったけれど、
石井さんのおかげで展示ができたということでした。