Repos

「岡本太郎と縄文を語る」石井匠特別講座レポ!

最後に質疑応答のコーナーです。

質問「縄文土器は祭りなどでは使われていたのでしょうか?」

いろいろな形や用途の土器がある。
でもいちばん多いのは鍋なんです。
土器が祭に使われたのかはわかりません。
でも男根をかたどったものもあります。
それらが具体的にどういったものなのかは謎のままです。
でもああいった形を素人がつくっていたこと。
「生活の中に芸術がある」と太郎は言っているので、
答えになっていないかもですが、
それが縄文の凄さだと思います。

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質問「シンプルなものはなかったのですか?」

じつはあるんです。
今日は時間の関係で話せませんでしたが、
シンプルなものであればあるほど、命を感じるものになっているんです。

質問「それはすべて日常で使うのですか?」

縄文人は使わないものはつくりません。
ただ必要以上に棒が出土するるということもあります。
それは列島各地で流通していたということで、
かなりの範囲で交流があったのだと思います。

質問「海外のケルトとか昔の民族のつながりなどを石井先生は感じますか?」

太郎の『美の呪力』は石のことからはじまります。
「もしも石が話しはじめたら・・・」とか。
そして太郎は沖縄で縄文土器に似ているものを見つけ、
東北や朝鮮なども行くようになります。
日本列島から半島から大陸に渡って、果てはケルトまで。
太郎は縄文は日本だけのものではなく普遍的な何か共通のものを感じていたんだと思います。

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最後に平野館長から、

「太陽の塔は縄文とどうつながりがあると思いますか?」

太陽の塔が土偶に似ているとかそういう話はぼくはナンセンスだと思っています。
ただ太陽の塔が岡本太郎のひとつの命の形への答えだと思っています。
岡本太郎は太陽の塔を通して宇宙をつくろうと思っていたんだと思います。

以上です。
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

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