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[breaking news] Yotta latest display interview!

【速報】Yotta 新作展示インタビュー!

-《金時》で太郎賞を受賞されてから1年くらい経ちましたけど、変わられたことってありますか?

山脇:おかげさまで忙しいです(笑)。

木崎:「太郎賞」を授賞しからかはわからないですけど、いろいろメディアにも出させてもらったりもしたので、《金時》以外にも、こけしバルーンの《花子》もいろんなところから展示の話をいただいたりしていますね。

-いまも拠点は大阪ですか?

山脇:大阪です。でも東京にも一応、部屋を借りています。

木崎:なので最近は行ったり来たりしていますね。

-岡本太郎の印象っていうのは?

山脇:ぼくは吹田なので、《太陽の塔》のイメージが強すぎて。

木崎:週末になったら遊びに行くみたいな場所ですからね。

山脇:だから常にそこにある。みたいな存在ですよね。

木崎:ぼくには“戦う芸術家”みたいなイメージがありますね。ぼくはヤノベケンジさんを尊敬しているので、ヤノベさんにも太郎さんを感じる部分もあって(笑)。

-(笑)

木崎:でも実際、太郎賞をいただいてから、勉強しましたね。本とかも読んで。そこで考え方とかも改めて知りました。

-木崎さんから“戦う芸術家”っていう言葉がありましたけど、お二人はいかがですか?なにかに戦っていますか?

木崎:あまりなにかに対して戦うっていうことはないですね。・・・戦う為には自分たちの正義があって、その正義が正しいってことを主張する為に戦うわけですよね。でもイスラム国の戦争とかを調べたりしていくと、彼らには彼らの正義があるんです。それでアメリカとか諸外国には諸外国の正義があって・・・どちらが本当の正義なのか正直わからないっていう状況の中で、ぼくたちが「これが正義だ!」って言い切れる自信も、当事者でもないっていうこともあるので、戦うっていう感覚ではなくて、もうちょっと広く見たほうが良いんじゃないか。そんな視点の感覚でものをつくるほうが良いと思っています。

-否定もしなければ、肯定もしないっていうスタンスというか・・・

木崎:ただきっとポン菓子を食べたときに、「おいしい!」っていう思いはみんな変わらないだろうとか、そういうブレないところはあるんですけどね。山脇さんが「日本昔ばなし」な絵で描いた「山盛りごはん」はどういう状況であっても“幸せである”っていうことが変わらないように。(山脇さんに)戦ってる?

山脇:戦ってない(笑)。

-(笑)

山脇:「昔々あるところに」っていうところから、いままで続く時間の流れがあって、戦争もずっと繰り返していて。今回の展示のタイトルにも「WWW3.0」って書いているんですけど、最初の第三次世界大戦は「3.0」で、その次には3.1があって、3.2があって・・・ずっと続いていくみたいな。

木崎:そういうイメージですね。

-もしも次の戦争が起こったときに「ポン菓子マシン」が兵器になってたら良いですね。

木崎:それは幸せですね。

山脇:食べていれば悪意も忘れるし。

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木崎:でもWEB上だけでやってくれよみたいなところは正直ありますね。じゅうぶんシミュレーションもできるんだし。

山脇:でも本当に戦争に切れ目がなくなってきてる。みんなそういう感覚ではいるんじゃないかと思うんです。だから「3.0」なんですね。

木崎:もしくはもう「3.1」になってしまっているかもしれませんけど。

-バージョン4にはならない?

木崎:そうです。ずっと「3.1.0」とか。Macみたいに(笑)。

山脇:バージョン4はこん棒と石ですね。知りません?アインシュタインの名言で。
「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。こん棒と石でしょう」って答えたんです。・・・つまり第三次で文明はなくなっているってことなんですけど。

木崎:そういうことか。

山脇:だから「3.0」のバージョンアップを永遠にし続けるんですね・・・

-では最後にPLAY TAROをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

木崎:街で見かけたら怖がらずに声をかけてください(笑)。

山脇:あとこの展示後には着彩をしてしまうので、今回の重厚感みたいなものはいましか見られませんので、ぜひ。

木崎:それと今回は戦争をテーマに空間をつくらせてもらっているんですけど、あんまりこういうことはやらないので。

-外で焼き芋を売っているときには、空間演出はできませんものね。

木崎:そうですね。室内展示ならではのもので、ネイキッドな状態は今回しか見られないので、ぜひ見てください。

-今日は本当にありがとうございました!

Yotta:ありがとうございました!

 

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Yotta

ヨタ(Yotta)は、木崎公隆・山脇弘道からなる現代アートのユニット。
現在、自分達のアイデンティティを顧みる「イッテキマスNIPPON」シリーズを製作中。
2015年に「金時」で第18 回岡本太郎現代芸術賞 TARO 賞受賞他、 六本木アートナイト2012,2010、おおさかカンヴァス2011,2012など参加多数。

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