「ぼくたちの作品は、焼き芋もこけしもそうですけど、
日本の気になるものをフィードバックする手法をしています。
フィールドワークをしながら掘っていくんです」
「その中で今回は“ポン菓子”に興味がでて、
調べていくと、戦争にぶち当たったんです」
「ポン菓子が日本でどのように生まれたかというと、
大阪の先生が太平洋戦争のときに、
子供たちに『おなかいっぱい食べさせたい』と思ったんですね。
それでいろいろ調べに図書館に行くと、
穀物を大きくする機械のことを知ります」
「そしてヨシムラさんはその機械をつくろうとします。
八幡製鉄所、当時は造船などの鉄の町で、
兵器をつくっていたんですが、
そこにポン菓子機を頼んでつくってもらいます」
「そしてヨシムラ先生が結婚してタチバナさんになるのかな(笑)。
タチバナ式ポン菓子機ができあがります」
「そしていまでは息子さんが継いで、
日本のシェアの90%のポン菓子機をつくっています」
「いまは自然食品ブームでけっこう売れているらしいです(笑)」
そしてポン菓子の映像を上映されます。
ヨシムラさんのインタビューなどの映像です。

「ポン菓子機こそ我が命」
ヨシムラさんはそう語っていました。
そしてYottaのつくった大砲にも、
ポン菓子機がセットされているんです。
「太平洋戦争は身近ではないけれど、
ポン菓子機は身近で」
「戦争でいまいちばん身近だと感じるのは、
イスラム国の戦争ですね」
「そのあたりをリサーチしてみると、
90年代の湾岸戦争からつづいてる中で、
ピックアップトラックに大砲や銃を積んで、
民間の兵の人が乗っているんです」
「トヨタのランクルに乗せた兵器です」
ここでイスラム国の映像が上映されます。

「こういうのがYouTubeにあがってるのが、
すごい時代だとぼくは思うんですけど」
「トヨタを使うのは丈夫だからです(笑)」
「いまでもイスラム国にトヨタの車がたくさん流れている。
その車はどのように流れていったのか?
トヨタが関係しているのか、問題になっています」
「車が兵器とみなされていることで、
トヨタも迷惑しているそうです」
「トヨタウォー(戦争)とも呼ばれていて、
トヨタの車でもないのに“トヨタ”を書くほど(笑)」
イスラム国が戦争をしている報道を見て、
はたして本当にイスラム国が悪いのかと考えるようになったそうです。