まもなく舘鼻則孝さんによるアーティストトークが、
岡本太郎記念館で開催されます。

PLAY TAROではテキストと画像によるリアルタイム中継をいたします。
おたのしみに!
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まずは平野館長からの挨拶です。
「これから舘鼻さんに話をしてもらいます。
岡本太郎記念館は岡本太郎を次世代に伝えるためのものです。
でもぼくは岡本太郎を拝めなんて言う為にこの記念館をやっているわけではない。
岡本太郎の美意識などの遺伝子が次に伝わるためにやっています。
だからこそ若いアーティストと一緒にやるのです。
ヤノベケンジ、タナカカツキなどの個性的な面々と展示をつくってきました。
これから伸びていく若い才能と岡本太郎を掛け合わせたらどんなものができるのか?
それをみんなで見たい。
そう思っています。
そして今回、舘鼻さんとやろうと思って、
2年間、一緒に考えてきました。
ぼくは舘鼻くんに言ってないけど、期待していたことがありました。
それは空間をつくってほしかったということ。

彼の世界観は彼独自のもので、他の追随を許さない。
そういうものづくりをしてきた彼に、せっかくこういう場があるんだから、
空気を、空間をつくってほしいと期待していたんです。
そして彼はまさにそういう提案をしてきてくれました。
ぼくが願った空間体験、そのもの、いや、それ以上のものをつくってくれました。
またぼくが何より嬉しかったのは、
ほとんど新作で挑んでくれた。
そうでないと岡本太郎と対話をすることにならない。
彼はそう思ったんだと思います。
ここは岡本太郎の聖地であり、
魂や空気が残っている場所です。
そこに出てくる以上、
どうやって太郎とぶつかるのか、
あるいは会話をするのか、手を握るのか、蹴り倒すのか、
考えたと思います。
もう1つ嬉しかったのは、
彼は「命」を表現してくれた。
岡本太郎は職業的に言えば西洋画家です。
でも普通の西洋画家が描くような風景画や静物画なんか描かなかった。
そんな彼が唯一テーマにしたのは「命」です。
それが岡本太郎芸術の根幹です。
そして舘鼻くんは、
その「命」を描こうとしてくれたこと。
とても嬉しかった。
表現は太郎とぜんぜん違いますけれど、
でも根幹の部分では繋がった。
そう思っています。」
そして舘鼻さんが登場されました。