「太郎さんってある意味、学者っぽいというか、
自分の考えを言葉にするのがうまいんですよね。
考え方が非常に成熟している。
そこはとても参考になりました。」
「岡本太郎という存在は、
本当にアーティストという存在なのか?
そう思うようになりました。」
「あらゆるアーティストは過去のものになる。
ピカソだってなんだって。
でも岡本太郎はいなくなってくれない。
岡本太郎とアーティストとして処理しようと思っても、
無理だなって思うようになりました。
美術家同士としてやってもうまくいかないと思って、
魂でぶつかりました。」

「隣の部屋には頭蓋骨があって、
多くの方が『太郎さんの頭蓋骨ですか?』と聞くそうなのですが、
あればぼくのもので、
自分の身体をスキャンしてつくりました。
あの空間で組み立てて、
ガラスを通してものを見るっていうのはぼくにとって重要で、
ただそこにあると金属の塊に思える、
でもガラスを通して見ることで、
そこに舘鼻がいる。というか。
一枚ガラスがあることで物の見方は変わると思うんです。」

「また来月、再来月も話します。
平野さんとも話す会もあるので、
ぜひまた来てください。」