敏子賞 井原宏蕗さん

-敏子賞、おめでとうございます!
井原:ありがとうございます!本当にびっくりしています。
-びっくりされているというのは?
井原:じつはぼくの作品はまわりの作品ができあがらないと設置ができなかったので・・・まわりの搬入が終わるまで客観的に自分の作品を見るというか、まわりの作品と比べたりできなかったので・・・
-そうだったんですね。
井原:自分の作品を搬入してライティングも立ち会えずに帰るというか・・・「時間がなくなってしまったので帰ってほしい」って言われてしまって・・・2日間ずっと作品の前にたたずんでいました(笑)。
-なかなか何もできなかったわけですね。
井原:でもぼくの場合、素材が特殊なので。珍しいものを使っているという意味では、太郎賞的なのかなとは思っていたので・・・ただ言い訳っぽいんですけど、太郎賞はものをしっかりつくっている作品が賞をもらうっていうのが少ないという印象があって。ぼくはずっと彫刻をやっていて、そこでは不向きなのかな?と勝手に思ったりもしていたので、敏子賞はとても嬉しいですね。
-次回作ではこういうった素材をつかってとかっていうのは考えられているんですか?
井原:間延びする感じでこれをずっとやっていこうとは思っていないですね。やっぱり別のモチーフに同じ素材っていうのはつまらないことだと思うので。もっと別のアプローチの仕方をたくさん考えていきたいと思っています。でも「一過性の行為を普遍的なものに変えていく」っていうのは一貫してあるので、それを続けていけたらいいなとは思います。
続いて太郎賞の山本直樹さんです!