そして質疑応答に。
質問「岡本太郎さんの対極主義を描いたとおっしゃってましたが、
マイノリティの部分はわかったのですが、
対極は具体的にはどのような部分なのでしょうか?」

三宅「そういえば、いま言われて、片側しか描いてないですね(笑)。
言われてはじめて思いました。
まずい!すみません・・・(笑)」
質問「じつは前の方と同じことをお聞きしようと思ったのですが、
ひとつの作品の中に対極主義とかっていうこともあると思うんですが。
自分の過去作も含めて、対極っていうのも良いかと思います。
これから先はどのような作品をつくられますか?」
三宅「そうですね。前作との対比で、対極主義だということにしてもらいたいです。
前作が『生きる!』なら、今回は『壊す!』っていうことで。
ぼくは三部作っていうのが好きで、
かっこいいですよね、三部作って。
次回は最終的な結論を三作目で打ち出して、
三宅感紙粘土三部作は終わりにして、
ぜんぜん違う感じにしたいと思います。」
質問「商業ベースの作品に毒を吐いていただければ。」
三宅「毒を吐くというか、
商業ベースに照らして作品を提示するって大切だと思うんです。
文化が栄えるうえで、両極は必要なんです。
だからぼくも三部作を終えたら、
そういうものに憧れもあるので、
憧れ・・・
綺麗な女の人に生まれ変わりたいとか。
ありますよね(笑)
自分からあまりにもかけ離れたものに関して、
憧れます。
自分の中で言い切れないんです。
ブレブレなんです。
ブレてないですけど・・・(笑)」
質問「仏教の話のところで、
みんな粒々なんだっていうのが印象的でした。
この壁画を見ていて、
人と人のあいだに流れているもの、
その表現がすごいなと思ったのですが、
色合いとか。
どのようにつくられるのですか?」
三宅「モーションというか、
ビュビュビュっていう感じです。
ぼくは色のセンスがすごくあるので(笑)、
この作品は汚く汚くつくりました。
生活の中でダダ漏れになった、
汚水のような色にしようと思って。
色のセンスがない人っていますよね。
ちょっとうらやましいです(笑)。
そうやりました。
自分の中にある色彩のチョイスです。」
三宅「今日は遠路はるばる。
ありがとうございました!」
以上です。
ありがとうございました!