岡本太郎コラム⑫東風西風「サイレンの音」
今日の都市生活では、あらゆる雑音、空気の汚染など、いわゆる公害には慣れて、無神経になってしまっている。しかし中にどうにもやりきれないもの――けたたましいパトカーのサイレン …
今日の都市生活では、あらゆる雑音、空気の汚染など、いわゆる公害には慣れて、無神経になってしまっている。しかし中にどうにもやりきれないもの――けたたましいパトカーのサイレン …
食後、つやつやと大粒のイチゴを口に運びながら、ふと思う。このごろはイチゴを食べるときに、ちっとも感激がない――何かお義理で食べるような気分。イチゴの方もやたらに赤々、まる …
アルゼンチン大使の筆禍事件は近ごろ奇妙な話であった。問題の本を読んだわけではないが、新聞や週刊誌の伝えるところだけでは、まことにナンセンスだ。 書かれていることもばかばか …
テレビの「ガキ大将」という番組に出てくれとたのまれた。どうやら私はガキ大将に見えるらしい。 だが実はまったく違う。私はむしろ、いつもガキ大将相手に、たった一人で戦ったんだ …
朝。空は青々とすき透っている。空気もさわやか。ながかった冬だが、いつの間にか春になっていた。自然はまことに自在に変転し、軽やかだ。 久しぶりによく寝た。日ごろ、気違いじみ …
先年、パリに行ったとき、旧友のフランス人がよもやま話のうちに、いたずらっぽく笑いながらこんな話をした。 彼がある所で日本の大学教授と会った。名乗られた時、日本語の名前が一 …
むかし学問は人格だった。精神に裏づけられ、高潔な人間像を作りあげるためにあった。洋の東西を問わないが、とりわけ東洋の伝統は。 しかし科学の勃興(ぼっこう)、産業革命を起点 …
仕事でときどき中南米を訪れるが、むんむんする濃い生活感にいつでも感動する。機械のなかに住んでいるような近代都市よりも、目もさめるような青々とした緑の広場を持った町のたたず …
どういう風の吹きまわしか経営者ばかりを集めたセミナーに話をたのまれた。 私の前の発言は、日本が数年後には個人所得の水準でもヨーロッパをこえ、世界二位になることは間違いない …
「TARO T-SHIRTS デザインコンペ」に、 応募いただいた作品を紹介します! 画像をクリックすると、 デザインの詳細に飛ぶことができ、 一次審査では、 そのアクセ …
新聞にも沢山出ているし、テレビでも放送されたからご存知の方が多いと思うが、岡本太郎が戦争中に中国で描いていた素描が8年ぶりに発見された。 先日「開運なんでも鑑定団」という …
ずっと前から、岡本太郎の写真展をやりたいと思っていた。4年ほど前、東京都写真美術館で『画家の写真』という企画展があった。ピカソやアンディ・ウォーホルと一緒に、岡本太郎の写 …
今回の「満月日記」はゴミ問題について。 増え続けていくゴミに対してあなたはどのような対策をしていますか? — 貧乏徳利というものは面白い。 地方ごとに、またそ …
この間の日曜の朝、 何気なくテレビをつけてたら、 いい男が二人、 並んで映っていた。 顔立ちも違えば、 雰囲気もまるで違う。 だがそれぞれに存在感があって、 目を引きつけ …
自由奔放に増殖し続けていくような、 ダイナミックな生命力に溢れている。 《樹人》 今回は《樹人》の貴重な制作風景の動画をお届けします! いきいきと躍動する不思議な《樹人》 …
文芸評論家、多摩美術大学美術学部芸術学科教授で「贈与と祝祭の哲学」を担当されている安藤礼二さんとの対談です。 安藤礼二②「自分たちがやっている考古学を比べて、ああ、これは …
第11回ベネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督をつとめた建築史家・建築批評家の五十嵐太郎さんとの対談です。 第1回 …